海とごはん[ボラカイ島]#006「ボラカイ島の天気」

2015.04.14      Translation of author 日本語

ボラカイ島を訪れたのは6月、雨季の頃だった。そのおかげというべきか、滞在中はさまざまな空の表情を見ることができたと思う。

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ツアー参加者みんなで釣りをしに行ったとき、想像以上の日差しに肌が痛くなってしまった。日焼け止めを部屋に置いて出てきた私は慌てて現地のコンビニで効き目最強の日焼け止めを購入。これがかなり頼りない品質だったので(汗)今度はおみやげ屋さんでツバの広い帽子を買い、さらにはツアーのおじさまにも日焼け止めをお借りするという女子力の低さを露呈しつつ日差しをしのいだ。 “なめたらヤケドする”。これ、ボラカイ島の日差しにおいては文字通りの事態になるので注意が必要だ。

#6_2

日焼け問題をなんとか解決し釣りを楽しんでいたら、今度は“雨の始まりと終わり”を見た。私たちを乗せた船から遠くのほうに大きくてどす黒い雨雲があり、その雲の下だけ雨が降っているのだ。雨を客観的に見るという初めての経験。とても印象深い景色だった。

#6_3

スコールはその夜のこと。マッサージを受けていたら外から“パタパタパタ”と小さな音が聞こえはじめ、その音はあっというまに大きく激しくなり、最後に“ザアア”という音に変わった。かなり強く降っているはずなのに、周りの木々や地面が雨の勢いを受け止めているからか、私にはマッサージのBGMのように穏やかに響いていたのだから不思議だ。マッサージを終えて部屋に戻る頃スコールはすっかりおさまり、夜の静けさが戻っていた。

#6_4

そして最終日。まるで旅の終わりを盛り上げる演出であるかのように、青い空から海へと美しい虹がかかった。この島の空はひと時だって同じ姿をしていなかったように思う。

 

 

 

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