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海とごはん[ボラカイ島]#001 「ビビンパと青い世界」

2015.03.12      Translation of author 日本語

仁川空港から直行便でフィリピンのカリボ空港へ。職員さんたちが陽気なのはお国柄なのだろうか、ニコニコしながらパスポートをチェックしてくれ、ようこそと迎えてくれた。しかしボラカイ島へはさらに車で2時間かけてカティクラン港へ行き、そこからボートで移動しなければならない。まだまだ長い道のりが残っているのだ。

#1_1_カリボ空港

#1_2_ビビンパ

「腹が減っては戦ができぬ」ということで、添乗員さんに連れられて空港近くのレストランで一旦腹ごしらえ。フィリピンでの一食目はまさかのビビンパだった(笑)。というのも、この島旅は私たち夫婦の新婚旅行。夫が韓国人なので韓国の旅行社のパッケージツアーで参加しており、私以外はほぼ韓国人の観光客なのだ。日本では知名度が低いかもしれないが韓国の人々にとってボラカイ島はメジャーな旅行先で、特に新婚旅行先によく選ばれているそう。ツアー客にも新婚夫婦らしきカップルがたくさん乗っていてその人気を物語っていた。

#1_3_待合室1

添乗員のお兄さんの軽妙なトークを聞きながら、日本とも韓国ともまったく違うフィリピンの景色を見ていた。街は穏やかな空気が流れており、人々ものんびり、まったり。看板やお店の色使いは鮮やかで明るい日差しがそれをいっそう引き立てている。つられて私の気分も上がってくる。そしてその気分は港に着いてから最高潮を迎えた。

#1_4

カティクラン港へ到着し、いよいよボラカイ島まで移動する。私たちはちょっと奮発し、“シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパ”が宿泊ホテルだ。港には各ホテルの送迎ボートが行き来していて、私たちはシャングリ・ラホテルの待合室で待機するのだが、そこがすでに贅沢。まぶしいほど真っ白な制服のスタッフたちに笑顔を向けられ座り心地のよいソファーに腰をおろすと、すでにホテルのラウンジに入ったような錯覚をおぼえる。

#1_5_譎ッ濶イ1

ボートが到着し、男性スタッフに手を引いてもらいながら乗船(それもまた嬉しい)。出発するとたちまち景色は青に染まった。遠くの空を見ると真っ青な中に白いパラセイリングのパラシュートが浮かび、私の頬には心地よい風と少しの波しぶきがかかる。全身でそのすべてを満喫したくて大きく息を吸った。「こんな景色を見られるなんて、本当に来てよかった」と全細胞が喜んでいるようだった。その感覚はこの島旅で何度も味わうことになるのだが。

 

 

 

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